次の準備。身体作り編

  • 2015.03.14 Saturday
  • 17:50
今までのリサイタルでは(特に前半が)ハードかつ長丁場だったので、持久力と集中力を保たせることを目的としてジムを使っていた。支え続ける、保つ筋肉の質を高める感覚と、1時間以上は走り続けることができること。

実際これらの目的はうまくいっていると思う。
何もしていない状態から振り返ると、テクニックのための負担が減って楽器を弾く感覚が軽くなり、その分他の事に意識を運んで
演奏することが出来るようになった。

対して、前回の反省で少し書いたかもしれないが、音のテンションをコントロールすることが次回の課題だ。
例えば同じ音程をとっても、弓の速さ摩擦の加え方で、実際に聴こえる音程は変わる。
特に、自分の使う弦はガット弦でも柔らかくかつ細いゲージを使っているので、テクニックのコントロールが容易で、(特に重音yアンサンブルの際に)音色を合わせることに適している一方、張りが弱いので、前回の録音を聴いて幾分弦の振動数や幅を意識した方がよいと考えた。
よって今の筋肉を少しばかり瞬発力を引き出せるものに作り変える意識でトレーニングをしている。
音の立ち上がり、弓の返しは下半身の支えの反応の速さから影響するのはいうまでもない。

筋トレをしている話をすると、身体が硬くなって演奏に差し障りができるといわれたことが何度かあるが、それは極論だと思う。そういったがちがちの筋肉をつけることが目的ではないし、逆に急激に身体の変化を起こすことは出来ない。
2ヶ月続けても、可能な負荷値が1〜3%あげられるかどうかぐらいで、100が200になるわけではない。
やり方がまずくて、身体を痛めることは気をつけるべきだろうが。
筋肉ムキムキの演奏家がいることも可能性を裏付ける。
後藤龍然り、復活したヴェンゲーロフ然り。またはヨーロッパに行く度に、良い演奏家の身体の充実さを実感する。
ゴリラのような身体で軽々と楽器をコントロールするヴィルトーゾたちがいる。

何よりも、これからの長い年月に楽器を弾き続けるために、身体は道具として大事に使っていくこと。
何もしないと物事は錆付く、風化してくる。

よい音楽を持ちながら、経年によって身体がついていかない、楽器にもたれ掛かる弾き方の例を、プロとして例をいくつも見てきた。身体の衰えによってテクニックを変えることは出来るが、それは最後の手段だと思う。

生徒に楽器を教える際も、楽器の作用に対して身体のどこが働くべきかまたはどこを保持するのか、ある問題に対して対処として必要なのは身体の動きをパーツごとに把握してコントロールすることがレッスンの中心になる。
身体の強い人や、柔軟性の備わった若い人は、要求される楽器への対応はやはり早い。
音楽を作ることと別に、必要なこととして身体の使い方はくどくど説明している。同時にそれが自分の演奏で生きてくる。
生徒からは、うるさい先生だと思われているに違いない。

最後に、身体の物理的な能力と同時に、見た目に関わることも無視できない。
美しい身体、美しい音楽。


その前に、自分はお菓子を食べなければいいだろ、という突っ込みが。。
実際には単なる、脂肪たちとのメタボ攻防戦だという噂が。。。

あと、筋トレをやりすぎて、朝起きて体が動かない。布団から出られない。

練習が出来ない。。


※追記
一昨日に舞台用の礼服を仕立てしてもらうために採寸をしてもらったところ、去年の採寸と比べて若干上がっていた。
特に胸囲が96.5cm→101cmとアップ。やればそれなりにつくのですね。実感しました。体重も増えるはずです。
なお腹部も2cmほど増えている。きっと筋肉がついた、と信じたい。


 
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