花のない華やかさ  宇和島 その4

  • 2011.12.19 Monday
  • 23:50
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JUGEMテーマ:癒しとやすらぎの自然・風景

12/13(火)

朝マックを済ませたあと宇和島城近くの日本庭園「天赦園」に向かう。
 


朝の宇和島。
午前9:30。



天赦園の入口


藤棚に出迎えられる。

 
見取り図

1672年、宇和島藩二代藩主の伊達宗利が浜御殿を造成(当時ここは海岸だった)、
七代藩主宗紀(号:春山)が改造、「天赦園」と命名。

伊達家の先祖が藤原鎌足という由来から、藤棚が6つ設置されているという。

その他、多種の竹や菖蒲があることも各藩主などのこだわりや好みがあるらしい。

昭和43年、国から「名勝」として重要文化財の指定を受ける。

型式や詳細

http://www.uwajima.org/spot/index2.html

http://uwajima-date.sblo.jp/


はるかに宇和島城。









宗紀(春山)が書道を研鑽し、多くの書を残したという書屋「春雨亭」





丸い石の歩道がなんだか楽しい気分にさせる。


水面に映ることで景観が複雑で立体的に感じさせる。






きれいに慣らされた歩道の砂利





 
管理人のおじいさんが歩道の砂をならしている。
せっかくの仕事にもうしわけなく、歩道の端をなるべく崩さないようにそっと歩いて
追い抜いた。




池面にかかる藤棚。花が咲く頃はすごいことになりそうだ。






竹の間から撮ってみた。












枯流れを渡る。向こうにも藤棚が。






この辺はやっと紅葉のピーク
















春山が茶道を楽しんだ書院式茶室「潜渕館」(せんえんかん)。
昭和天皇が皇太子のとき庭園御成の際、御座所にあてられた。

庭を訪れていたのは自分だけだった。

去り際に園を見渡し、さよなら、とそっとつぶやいた。



戦国時代末の英傑、若き伊達政宗が頭角をあらわしたころには、
豊臣秀吉が全国をほぼ平定。

隠居する際に臣下たちに示した述懐の漢詩

 
 馬上少年過 世平白髪多
 
 残躯天所赦 不楽是如何


馬上の少年過ぐ 世平らかにして白髪多し

残躯天の赦す所 楽しまずんば是如何

天下を諦める無念さと、それを振り切るように自らに言い聞かせるようだ。

政宗の思いが心に染みる。

「天赦園」の由来の説明が掲示してあり
思わず自分の手帳に記した。





天赦園を後にする。
入るときに券を買った初老の女性と少し話す。
園の感銘を伝える。今の時期は花がなく、観光客も少ないとのこと。
でもこの季節の園が好きだと言っていた。
同感である。

きっといつか再訪したい。






すぐ近くにある、伊達博物館。
時間がないのでいけない。
いつか必ず来ます。


宇和島城の別の登城口の上り立ち門。武家の正門とされる薬医門形式とのこと。
こちらも貴重な建造物らしい。



児島惟謙の像



ホテルに戻る。


初日にとった牛を正面から。


自転車の20号もここでお別れ。
3日間ありがとう。君のことは決して忘れない。
きっとまた会えるよ。







15:00過ぎ、仕事の宇和津小学校公演を終わり、一人バスの営業所に急ぐ。
乗合バスで松山に向かう。









秘境の狭間のような道を行く。
小中学生が4人ほど乗ってきた。
皆顔見知りらしい。運転手も気さくに声をかける。
一人または二人づつ山奥のバス停で降りていった。

ここにも人の生活があり、バスはその生活を守っているのだ。





伊予大洲駅前に鳥居があった。


高速にのった。


大分薄暗くなった。

もうすぐ松山だ。





ところで


これは前回の日記に載せた、宇和島の島めぐりのパンフレット。

下の方に写真付きのコメントがあるのが記憶にあった。


この日の宇和津小学校の公演時にふと客席の後方に目をやると、
なんだかどこかで見た気がする顔が。




休み時間にパンフレットを片手に聞いてみたら、やはり本人でした。


びっくり。相手もびっくり。



終演後、記念に一緒に写真に写っていただいた。
自分撮りであわてていたのでこんなことに。


なんだこりゃ。


少し話を伺うと、宇和津小学校の近くでユースホステルを経営しているらしい。


なんだかおもしろそうだ。

これもある種の運命の出会いか。

ああ、帰ったらメールをすると約束していた。
早速してみよう。



※追記※

メールを送ったところ、快い返事を頂いた。
ブログの紹介ありがとうございました。

機会がありましたら必ず訪れます。

森の宿 うわじまユースホステル
http://www2.odn.ne.jp/~cfm91130/

森のクマさん徒然草
http://blog.goo.ne.jp/yasujiasada/
     
森の宿 うわじまユースホステル通信





長くなりましたが、宇和島は思っていたよりはるかに素晴らしいところでした。
自転車で時間のあるだけ走りまわりましたが、ここに載せていない場所、
行けなかった所もあります。

絶対四国の中でもおすすめの場所だと思います。

機会があればまた是非行きたいです。



ヴァイオリン教室 JUN TOMONO Violin Schule
http://jt-violin.com/index.html



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